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オークションシステム開発

オークションサイトを自社サービスとして運営出来る、貴社オリジナルオークションシステムを開発・構築いたします

様々なタイプのオークションが存在しますが、システム面からすると大きく分けて以下の3つに分類できると考えられます。

  • ネットオークション(常時開催ヤフオク!型オークション)
    Yahoo!オークションを代表とする形式で、開催期間中に自由に入札が可能 です。複数の商品が同時に出品され、並列で進行する のが特徴で、期間内で最高額を入札したユーザーが落札します。この方式は、1つの商品ごとに順番に競りが進行するセリ式の会場オークションやライブオークションとは異なり、複数の商品が同時進行する点が大きな特徴です。
  • ハイブリッド型(会場開催+ネット参加型競り式Liveオークション)
    美術・アートオークションやコインオークション、車やバイクなどの中古車、そしてリユースオークションのように、会場で開催されるセリ式オークションに対し、オンラインからも同時進行で入札できるリアルタイム方式のライブオークションです。会場の臨場感を感じながら、遠隔地からでもリアルタイムで競りに参加できるため、幅広い参加者が集まります。
  • ネット完結型(競り式Liveオークション)
    セリ式オークションの一種であり、オンライン参加者のみで進行するネット完結型のオークションです。この方式は、上記のアートオークションやリユースオークション同様、1つの商品の競りが終わると次の商品に移るため、スピーディーに進行し、緊張感や高揚感が高まりやすいのが特徴です。ヤフオク!のようなネットオークションとは異なり、リアルタイムで競り合う方式です。

会場で開催するオークションや、ネット完結型のLiveオークションはセリ式で進行され、わずか数分以内で落札が決定するため、オンラインからの参加でも、オークションならではの緊張感や高揚感が湧くことで高値が更新されやすいものとなっています。アートオークションをはじめ、ジュエリー、リユース、Tシャツ、ワイン、建設重機、中古車、ブランド品など様々なオークションが存在し、地域や言語を超え今後さらに注目を浴びるとされています。

なお、インターネットを使ったオークションというと、つい ヤフオク! にばかり目が行きがちですが、オークションの形式によって入札データの処理方法が異なるため、システムも大きく変わります。上記の3種類は同じオークションであっても、全く異なるシステムが必要となるため、注意が必要です。

貴社オリジナルのオークションシステムをご提供

弊社がご提供するオークションシステムは、お客様からの高い評価を得ているシステムの半完成品を基に、お客様の具体的なご要望に応じてカスタマイズを施すことで、オーダーメイドながらもコストを抑えた高品質なソリューションを提供し、豊富なノウハウを活かしてお客様のビジネスに価値あるシステムをお届けします。

なお、コロナ禍を経て、場所を問わずアクセスできる環境が当たり前となり、多くのサービスで アプリ化 が求められるようになりました。オークションシステムにおいても例外ではなく、より手軽で利便性の高い オークションアプリ が必要とされる時代になっています。実際、多くの企業が競争力を高めるためにオークションアプリの導入を検討しており、この流れに対応することが、より多くのユーザー獲得につながります。

オンラインからの入札ページ

マイページ

会員登録制とし、各会員ごとにマイページを用意いたします。マイページの機能として一般的にみられる出品履歴や落札履歴、入札履歴など、自身の利用履歴を確認できる機能はもちろんのこと、会員登録の部分においては、本人確認書類の提出などを求め、管理者の承認を以って本登録するなど厳格な会員機能を実装することが出来ます。

お気に入り登録

数ある作品から「お気に入り作品」として登録できる機能です。登録後は自身のマイページで確認できるため、入札漏れを防ぐことができます。また、管理者としては参加ユーザーの興味がどの商品にあるかを把握するためのデータとしても活用できる機能です。

フォローボタン

作家やメーカー、ブランドなどをフォローできる機能。フォローしている作家や商品が出品されたら、条件にマッチした会員宛にアラート通知としてメールが配信機能なども実装できます。

事前入札

Liveオークションの機能の1つで、オークション当日参加できない方のための機能です。出品商品に興味を持った方を取りこぼさない機能として有効です。

請求書・精算書発行機能

落札者と出品者双方に適切な金銭的処理を自動的に行う機能をご用意いたします。落札者には、落札金額と手数料を含む請求書を発行。出品者には、売上から手数料を差し引いた清算書を提供します。これにより、両者の金銭管理を効率的かつ透明に行うことが出来るため、付加価値の固いオークションシステムを導入・運営することが可能となります。

会員管理機能

オークション会員管理機能として、会員データベースを元に出品者、および落札者の入札・落札情報を管理するシステムの提供も可能です。全てを一元管理するシステムでの運用で、幅広い拡張性のあるサービスの提供が可能です。

オンラインオークションのイメージ画像

商品・作品管理機能

会員管理機能とならび運営者が管理する、商品管理機能がございます。外部商品管理システムとの連携を考慮した設計とすることでお客様の煩雑な事務作業を軽減いたします。その他付随したデータとして落札履歴はもちろんのこと、入札履歴や応札履歴などもデータとして保持することで、後のマーケティングにも利活用できるデータを多く保持することが可能です。

以上は、弊社システムの一例ですが、これまで多くの会社様へ納入してきた実績とノウハウにより、貴社ならではの完成度の高いオークションシステムをご提供いたします。お問い合わせください。

パッケージ製品を選ぶ理由は?

安価で汎用的に販売されているシステムを耳にすることがあります。 それらシステムの多くは、Yahoo!Auctionを参考にしたネットオークションを想定されています。 企画されている運営予定のオークションが用意されている機能で足りるのであれば、それらパッケージを導入することをお勧めします。費用面でも安くご利用出来るのではないでしょうか。

オリジナル開発(フルスクラッチ)のメリットは?

大きく分けて、拡張性の自由度と、セキュリティーの確保と2つのメリットがあると考えています。
まず拡張性の自由度です。機能に目を向けて考えても、汎用製品の場合は追加のハードルは思いのほか高く、その追加したい機能の数だけコストは増加し、追加したい機能によっては、目を疑うような費用に繋がることがございます。
またセキュリティーに関しては、SQLインジェクション攻撃による情報漏洩やサイト改ざんの事件が頻発するようになった昨今、(特にオープンソースなど)製品固有の仕様を悪用されることが少なくないため注意が必要です。

パッケージ製品とオリジナル(フルスクラッチ)、どっちが良い?

1つの考え方としてご案内するとしたら、Yahoo!Auctionを見ていて、同じようなオークションサイトを運営・導入されたいのであれば、パッケージ版を導入された方が宜しいかと思います。
他方、「ちょっと違うんだよな」と思う場合はもちろん、今後新しいアイデアを盛り込んでいきたいという場合は、初めからフルスクラッチの一択かと思われます。フルスクラッチのメリットの1つは拡張性です。他社との差別化を図りたいのであれば、御社オリジナルのシステムを構築することです。

これまでどのようなオークションサイトを作ってきましたか?

アートオークションからリユース品、ブランド品、フィギュア、コイン、美術品、時計、宝石など、各分野に特化したオークションシステムを開発し納入しております。ある分野では国内主要オークション会社への国内納入シェアトップの実績を誇り、多彩な市場ニーズにお応えする信頼のシステムを提供しています。
なお、同じ業界であっても各企業様のご要望は千差万別です。一見すると似たようなシステムに見える場合でも、実際にはお客様ごとに異なる仕様や機能を求められており、同じ業界であっても同じシステムを納入したことはありません。この違いこそが各企業様の「独自性」や「カラー」であり、他社との差別化に繋がる重要な要素と考えております。これまでの豊富な実績を活かし、お客様のご要望を柔軟に対応し、形にしていくお手伝いをさせていただきます。

会場で開催されているアートオークション

ライブビッドシステムを探しています。

オンラインにて入札できるLiveBidシステムは弊社が得意としている分野です。会場で進行するオークションに対し、参加者はオンラインを介して同時進行で参加することができ、ライブビッドとして任意のタイミングで入札を行うことが出来ます。会場での入札処理と、オンラインからの応札データを適切な処理を行うことで、会場(書面・電話ビッドなどを含む)での入札と同時進行が可能なシステムをご提供いたします。オークションが円滑に進むようサーバーにかかる負荷を分散し、システム、サーバーの2つの側面の最適化を行います。

会場で開催のオークションを、オンライン経由でリアルタイム入札できる仕組みを検討しています。一般のネットオークションと同じシステムで代用できますか?

答えから申し上げると非常に難しいかと思われます。会場で取り扱う入札データとオンラインからの応札データを同時に並列で扱う必要があり、入札のタイミングでこのデータを紐づける仕組みが求められ、管理者の操作画面の用意も含め、コスト的にも、そしてセキュリティー的にも専用システムの導入をお勧めしています

会場で開催するオークションを運営しており、基幹システムとしてFileMakerを利用しています。ライブ入札機能を取り入れたいと考えていますが可能でしょうか?

はい。可能です。弊社お客様でもFileMakerをお使いの会社様がいらっしゃいます。FileMakerをそのままで、オンライン入札システムを導入されたいとの声に対応すべく、FileMakerと連携という形でそのような声にも対応させて頂いております。ご検討ください。

会場でのリアルオークションとオンラインオークションを検討しています。一元管理するシステムは可能ですか?

はい。可能です。弊社では、お客様の開催形式に合わせたシステム開発に注力しており、会場でのオークションでもリアルタイムで落札データを取り込み、一元管理が可能なシステムをご用意しております。これにより、開催方式に関わらず出品・落札データの統合管理が可能となり、迅速かつ正確な帳票出力やスムーズな会計処理を実現いたします。会場でのご参加者様にもお待たせすることなく、効率的な運営をサポートいたします。

会場で進行しているオークションをリアルタイムでLIVE動画を配信したいと考えています。可能でしょうか?

はい。可能です。オンラインからの参加者もリアルタイムで会場の臨場感を共有できることから注目されています。システム的なお話をすると、動画配信用のサーバーを経由させ、サーバーにかかる負荷を分散させることで対応いたします。平均0.3秒程度の遅延に抑えることで会場で進行されているオークションとリアルタイムで配信が可能です。なお、YouTubeをはじめ多くのLIVE配信ツールを見かけますが、ストリーミング配信は数秒から十数秒のタイムラグが必ず発生し、参加者のストレスを確実に招きます。ご注意ください。
Live配信動画に関するページもご用意しています。併せてご覧ください。

最近クラウドという言葉を耳にします。このシステムはクラウドタイプなのでしょうか?

はい、弊社のオークションシステムはクラウド型のシステムです。すべてウェブサーバー上で稼働し、インターネット環境とPCがあれば、場所を問わずオークションを開催できます。これにより、専用の設備を用意する必要がなく、どこからでも柔軟に運営が可能です。
また、弊社ではAmazon Web Services(AWS)を基盤として採用しており、システムの規模やオークションの開催頻度に応じて、最適なプランをご提案いたします。これにより、安定した運用・高いセキュリティ・スケーラビリティを確保し、お客様のニーズに最適な環境を提供いたします。

開発会社を選ぶポイントは?

冒頭でもご紹介したように、オークションの種類によってシステムは大きく異なります。そのため、開発会社を選定する際には、まず御社が検討しているオークションと同様のシステムを納入した実績があるかを確認することが重要です。さらに、過去に納入したシステムが現在も安定して稼働しているかも併せて確認するとよいでしょう。特にライブオークションはサーバーへの負荷が大きく、システム全体の設計が求められます。弊社では、これまで他社が構築したシステムでサーバーダウンが発生したケースを多く見ており、それが原因で乗り換えのご相談を受けることも少なくありません
システム会社を選定する際は、単なる開発実績だけでなく、同様のオークション形式の導入実績、そして導入後のシステムが安定して稼働しているかという視点が重要です。

上記はSBIアートオーション様のライブ入札画面です。コロナ禍において、会場での開催は行わず、書面入札と電話入札、そしてオンライン経由であるLIVE入札だけでの開催されている場面です。弊社とは関係ありませんが同様のシステムをご用意出来ますことご紹介します。